今回は、キッチンのIHのお話!
我が家のキッチンは、Panasonicのラクシーナです。
加熱機器は、最後の最後まで迷った結果トリプルワイドIHにしました。
トリプルワイドIHを採用する際に迷ったのは、トリプルワイドはPanasonicの独自規格の製品という事で、サイズも仕組みも他社とは違うため
・故障の際の心配
・廃盤の可能性についての心配
があったことでした。
結局は自分なりに納得し採用していますが、使い勝手は抜群に良い!!
トリプルワイドIHのおかげで、かなり調理時間の短縮につながっていると思います。
大満足です!!
しかしながら、使い始めて割とすぐから「これは、故障!?初期不良!?」という症状が。
今回はこの不具合について、皆様に共有できればと思います。
トリプルワイドIHの電源スイッチが入りにくい・・これは、初期不良?
入居後トリプルワイドIHを使っている中で、電源のスイッチを入れているつもりが入っておらず、何回か押しなおすということが割と初期からありました。
疑問には思いながらも、電源が全く入らないとか、毎回毎回同じ症状が確実に出る、ということでもなかったので緊急性もなく、夫とすらその事実を共有することもなく使用していました。
一年点検に向けて相談事項をまとめておこう!というときにお互いに同じことを思っていたと発覚(笑)
一年点検自体は外部の委託業者の方だったので
後日、その際に伝えた他の部分の補修等で来てくれたパナソニックホームズのアフタ―サポートスタッフに事情を伝えて確認してもらい(その際にはしっかり症状が出ました)、Panasonicへ修理依頼をしてもらいました。
症状の確認と修理の実際
修理当日。
Panasonicの担当者さんが来訪し、状況を確認。
毎回必ず出るわけではないこの症状。
その日は担当者さんが電源を入り切りしても普通に反応が良く、症状が出ませんでした。
そのため、そんなこともあろうかと撮ってあった動画を確認してもらいました。
不具合の原因は?
我が家のトリプルワイドIHの電源スイッチの不具合の原因は
①スイッチプレートの接触の問題
②スイッチの奥のリード線の問題
の可能性が高いとのことでした。
トリプルワイドIHの修理依頼で最も多い箇所だとか。
本来は①スイッチプレートの交換→様子を見て直らなければ②リード線まで交換という手はずだと事前に説明を受けていましたが、部品がちょうどあるからということもありこの日一気に①も②も交換してくれることに。
実際の修理の様子は以下の通りです!
修理の実際
リード線まで交換するという事で、キャビネット奥にまで作業が及び、割と大掛かりになりました。
スイッチを取り外し
リード線とスイッチの交換はあっという間に!
むしろ時間をかけていたのが、スイッチの接触?の確認。
かなり何回もスイッチプレートを付けたり外したり確認。
かなり繊細なんだな、とみていて感じました。
修理完了!結果は?
正味一時間程度で無事に修理が完了。
スイッチに関係する部品を交換したため、これで万全だと思うとお話がありました。
それでも万が一使用していて不具合がある場合は、本体のコンピュータ部分に関連する話になると思うけど・・それはほぼないです、とのこと。
我が家の修理に来る前に修理履歴のデータベースを確認してきたが、我が家と同じくスイッチ部分の履歴しかなかったとのお話でした。
(トリプルワイドIHやその他のIHの故障や修理に関するお話はこの後記載します)
・・・ん?あまり変わっていないような💦
修理直後に確認したときには大丈夫そうでしたが、その後試すと同じような症状が出たり出なかったり。
なんてことだーー!!
トリプルワイドIHは、他のIHと比べて故障しにくいらしい
修理に来てくれた方に色々とお聞きしました。
トリプルワイドIHはまだ新しい商品である、という前提はあるものの、他のIHに比べると故障しにくい商品だということでした。
不具合報告や修理依頼が圧倒的に少ないらしいです。
理由は2つ。
①グリルがない
②IHのトッププレートとキッチンのワークトップの隙間がほぼない形状
それぞれについて解説してもらいました。
グリルがない
以前他からも聞いたことがありますが、IHの故障の大きな原因の一つはグリルだそうです。
お魚やお肉を焼いた際にどうしてもグリル内に油が溜まり、漏電の原因になるとのこと。
(最近はずいぶん油が溜まりにくいように改善されている商品が出ているとのことでしたが)
トリプルワイドIHは最初からグリルがないのが特徴です。
グリルがない分、故障のリスクは低いそうです!
IHのトッププレートとキッチンのワークトップの隙間がほぼない形状
もう一つのIHの故障の原因は、IHのトッププレートとワークトップの接続する部分の隙間から吹きこぼれた水分などが流れ込み、中のコンピュータが漏電する、というものだそうです。
トリプルワイドIHは、この隙間が”ほぼない”と言っていいほど少ない形状。
1.9mmしかありません!そのため、この部分からの漏電がほぼないんだとか。
段差が少なくてお掃除がしやすい、と思っていましたが、それだけではなかったようです!
トリプルワイドIHの不具合が出やすい部位はどこ?
上記の理由で故障しにくいというトリプルワイドIH。不具合が出やすいのはどこなんでしょうか?
それについてもお聞きしました。
先程も記載した通り、トリプルワイドIHの故障や不具合についてデーターベース上にはスイッチの問題しかほぼ履歴がなかったとのことでした。
(スイッチ以外は不具合がほぼない商品なので、我が家は今回スイッチをリード線から交換したため万全なはず、という判断のようです)
このスイッチ部分は若干難しいところがあり、構造的にスイッチプレート内でのズレが生じやすく、接触の問題が起きやすいようです。
また、キッチンのサイズやレイアウトなどにもよって取り付けが少しずつ違うそうで最初のセッティングが甘いな、という場合なども修理に行くと出くわすとか。
我が家の今回の症状も、スイッチ自体の不具合だったのか、そのスイッチの若干繊細にも感じる構造上の問題だったのか・・正直わからないところではあります💦
軽く押すと電源が入らないときがあるのは間違いないですが、ゆっくりしっかり押せば入らないことはないので・・構造的な問題なのかもしれません。
今回交換してもらいましたし、もう少し使ってみながらまた続報があればお伝えしたいと思います。
まとめ
今回は、我が家の使用するPanasonicキッチンのトリプルワイドIHの電源スイッチについて不具合を修理してもらった話でした。
今回わかったことは、
・トリプルワイドIHは故障が少ない機種である
(グリルがない、IHトッププレートとキッチンのワークトップの隙間が少ないため漏電しにくいから)
・トリプルワイドIHの故障や不具合の履歴は現在のところほとんどがスイッチ関連
・スイッチの構造的にスイッチプレート内でのズレが生じ接触の問題を起こすことがある
・トリプルワイドIHはキッチン取り付け時の取り付け方によっても接触の問題などの不具合が出ることがある
・我が家のIHの電源が入ったり入らなかったりするという問題は、スイッチやリード線の交換によって完全には解決していないけれど、不具合なのか構造的に仕方ない部分なのかは現時点では判別できていない
ということです。
トリプルワイドIHの故障に関する情報は、採用を決める際にとても気にしていたポイントだったため、今回実情を知ることが出来たのはあるところでとても良かったと思っています。(もちろん新しい商品なので、長く使っていくことで今後別の不具合が出る可能性はなくはないですが)
一方で、電源スイッチの件は今後も要観察で使用していく必要がありそうです。
この情報がトリプルワイドIHをお使いで同じような症状がある方、トリプルワイドIHの採用に関して私と同じように故障などについて不安がある方のお役に立てると良いなと思います。
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