流行っているのに我が家は取り入れなかったものの一つがファミリークローゼット(ファミリークローク)です。
本当はちょっと欲しかったけど、諦めたものでもあります
今回はファミリークローゼットについて深掘りしながら、我が家が採用しなかった理由もまとめてみたいと思います。
ファミリークローゼット(ファミリークローク)とは?
既に一般的になってきてきているファミリークローゼット。
名前の通り『家族皆で使う収納』のことです。
一か所の収納スペースに家族全員分の衣類等を収納します。
ランドリースペースと隣り合って洗濯動線を簡潔にする目的で作ることも多いと思いますが、寝室の近くに作り家族の衣類を全てひとまとめに収納する目的であったり、玄関近くに設置することでコート類の収納を兼ねる場合もあるようです。
衣類を一か所に片づけられることは洗濯動線を考えると非常に魅力的✨
人気の間取りであることも頷けます。
どこまでまとめて収納するかにもよりますが、あちらこちらに洗濯物を持って歩くことがないし一か所に放り込めばよいのでズボラ的にも最適です!
一方で、考えておかなければいけないこともあり難しさも感じます
以下に、ファミリークローゼットを作る場合に考えておいた方が良いのではないか?と思うことをまとめてみたいと思います。
ファミリークローゼットを作るときに考えておきたいこと
広さ(大きさ)はどうするか??
ファミリクローゼットの広さ(大きさ)は
・何人分の収納か?
・何を収納するか?
で決めるものと思います。
家族の人数が多いと、すべての衣類を収納しようとすればある程度の広さが必要になります。
その中で身支度をしようとすれば尚更スペースが必要に・・
家族が夫婦二人だけ、という場合や、家族の人数は多くても収納するものを例えば下着とパジャマ等だけに絞るなら、その分の面積で済むことになります。
ネットを徘徊していると、目的に合わせて1~4畳程度のファミリークローゼットを設けているパターンが多いように感じました。
家族の人数が多かったり、衣類が多い家庭では5〜6畳、なんてことも。
もはや一部屋分💦
家族の人数や収納するものの量は家庭によってまちまちです。
適切な大きさはどれくらいか?
プロの手も借りながら検討して欲しいです。
いつまで使うか?
特に子どものいる家庭で生じる問題。
子どもが小さいうちは衣類の収納が一か所で済むのは洗濯をして収納する身からすると非常に効率的で楽な事この上ありません。
けれど、子どもも成長します。
一般的には第二次性徴と呼ばれる時期(男女差がありますが、小学校高学年~中学生)以降は心も体もぐっと成長し、家族であっても見られたくないことや隠しておきたいことも出てくるものだと思います。
それが正常な発達だと思います。
その時期を迎えても、
「家族一緒の場所に衣類を収納しておけるか?」
これは考えておいた方が良いのではないかと思います。
子どもだって一人の別の人間。
プライバシーは尊重してあげたいと私個人は思います。
我が家がファミリークローゼットを不採用にした理由
子どもが男女のきょうだいだった
家づくりのタイミングによってはまだお子さんがおらず、具体的な計画が難しい場合もあると思います。
我が家の場合は家づくりの計画開始時点ですでに3人の子どもが出そろった状態。
しかも男女が混ざったきょうだいです。
先程の「いつまで使うか?」という部分と重なりますが、思春期に差し掛かった男女のきょうだいは、親以上にデリケートな部分も出てくることは容易に想像出来ます。
「家族と同じ場所じゃ嫌!!」となるのが中学生になってからだと仮定しても、我が家の場合は6~7年程度しか使える期間がない可能性がある。
これが一つ目の理由です。
スペースを圧迫する
我が家の家づくりの大きなこだわりの一つが大空間のリビングダイニング。
一方で、洗濯は同じ階で完結させたいという希望もあり、乾太くんを導入しました。(時短の目的も兼ねて)
間取としては、水回りはすべて1Fに集中させています。
ここに更にファミリークローゼットも、となると・・圧倒的にスペースが足りません!!
そして、もしも実現させたなら・・1Fばかり大きい家になってしまう可能性もあります!!
バ、バランスが💦💦
ファミリークローゼット採用に関して検討すると
①リビングダイニングの広さを妥協する
②水回り自体を2階にし、ファミリークローゼットも2階にすることでスペースを確保する
③ファミリークローゼットを諦める
ということになりますが、我が家は迷わず③に。
我が家の人数と家族構成を考えると作るとしたら広くしなければならない、でもいつまで使うかわからない。
ということで、不採用が決定しました!!
仮に家族全員分の衣類が入る大きなファミリークローゼットを作っても、子どもたちがいなくなった後は夫婦2人では持て余しそうですしね😅
ファミリークローゼットがなくても工夫していること
子どもたちへの習慣づけ
これも子ども達が生まれたばかりの赤ちゃんではないから出来ることではありますが、
”夜、寝室に行くときは自分の洗濯物を持って2階に行こう!”
というのは、新居に入居してから割と習慣にしています。
凄く普通のことなんですけど😅
これまでの住まいでは洗濯→収納までが同じ階で完結するところばっかりだったので私が全てやってしまっていましたが、子どもたちは大きくなってきているし今後もずっと洗濯物は自室に持って行ってもらうことになるので、新居への入居を機に始めて、早めに習慣化することを目指しています!!
まだまだ「言わなくてもやる」というところまでは程遠くはありますが・・
いつかは!!と思って声をかけ続けようと思います🎵
将来の展望
子どもたちが巣立っていった将来。
脱衣室や洗面室の収納は夫と私の下着やパジャマくらいは入る程度、と思って計画しています。
(もちろん現時点でもフルに使っていますが)
リビング横の洋室には少し大きめに収納を取っているため、そこも衣類を入れようと思えば入れられます!
とはいっても、全ての衣類を1箇所にまとめる、ということは我が家は将来的にもしない・・・かもしれません。
おわりに
ファミリークローゼは、洗濯動線を考えると非常に魅力的ですが、我が家は
・子どもが男女のきょうだいであること
・スペースを圧迫されるため、リビングダイニングを広くすることを優先したこと
などを理由に、不採用にしました。
もしも我が家が夫婦2人の世帯だったら、迷わずつけたかもしれません。
便利ではあるので💦
各家庭の家族構成や使う年数、衣類の量などによって必要となるかどうかの判断が分かれると思います!
じっくり検討し、後悔のないように選択していただきたいと思います✨
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