今回は、パナソニックホームズの防蟻対策について!
家の木材を食い荒らすシロアリ!
以前コダテルで、シロアリについて詳しい不動産屋さんにお話を伺いました!
そこで学んだことは
・シロアリは地中深くを通り床下から家に侵入してくる
・湿気があるジメジメしたところが大好き
・家の木材を食い尽くし、他の場所に移動するときに羽アリになる
→家に羽アリを見かけるようになった時には、既にその家の床下は被害が大きい可能性が高い
・シロアリ被害を受けた木材は、見た目ではわからないが中がスカスカ
→木材の強度が弱く、地震などでの被害のリスクが高くなる
・シロアリをいかに家に入れないか、どのように家を守るか、が最も重要!!
→理想は1~2年に1回は床下に潜り異常がないかチェックすること。シロアリ対策の薬剤処理を5年に1回程度実施すること
といった点でした!
鉄骨住宅の方がシロアリ被害は出にくいとはいいますが、全く木材を使用していないわけではないですし、対策は必要です。
どうやって対策するかが重要!ということで、今回はパナソニックホームズの防蟻処理について掘り下げてみたいと思います。
パナソニックホームズの防蟻保証について調べてみた
まずは、請負契約書の防蟻に関する部分はどのような記載になっているのかを確認しました。
パナソニックホームズの請負契約書に記載のある防蟻に関する部分はこちら!
・防蟻の保証期間は10年
・ヤマトシロアリ又はイエシロアリによる被害のみ保証される
(アメリカカンザイシロアリその他に関しては記載なし)
・指定の処理工事が必要
補償内容は
補修工事、駆除工事費用を10年間(最高500万円まで)
とのことです!!
ちなみに、この保証はフクビ化学工業株式会社というところによるものだそうです。パナソニックホームズじゃないんですね!
10年後に指定点検と有償処理工事を受けることで、更に10年保証が延長されます。
その際にかかる費用は、約25万円と案内されています(わが家が家を建てた2020年時点で)
詳細は以下をご覧ください。
「防蟻処理はお金がかかる」と聞いていたけれど、決して安くはないですね💦
パナソニックホームズの防蟻処理は?
実際には、パナソニックホームズの防蟻処理はどういったものなのでしょうか?
調べてみました!
新築時に行われる防蟻処理
パナソニックホームズの防蟻処理は以下の通りです!
✅防蟻・防湿シートの床下への施工
✅基礎周り、玄関や勝手口の土間に防蟻薬液処理
パナソニックホームズの基本的な防蟻処理のひとつが、防蟻・防湿シートの施工。
床下に防蟻・防湿シートを敷き詰め、土壌から発生する湿気を遮断します。
これにより、木材の腐食を防ぎ、シロアリ被害を減らします。
また、基礎周りや玄関・勝手口の土間には防蟻薬液の処理を行います。
基礎と土間コンクリートのわずかな隙間からでもシロアリは侵入してしまうので、「防蟻ペースト」を塗布し、さらに防蟻・防湿シートを被せる、という方法とのことです。
アフターメンテナンス時の処理
アフターメンテナンス時は、先ほどの
✅床下の防蟻・防湿シート
✅床下や玄関・勝手口土間の防蟻薬液処理
について、洗浄・補修・処理することになります。
防蟻・防湿シートは経年でよれたりめくれたりする場合もあるため、補修します。
防蟻薬液も経年で効果が減少してしまうため、再度注入処理が必要になります。
玄関や勝手口の土間などは、目地に穴をあけて薬液を注入するようです。
必要なのは定期的な点検&処理!適切に実施し、シロアリ被害を減らしたい!!
冒頭に記載したシロアリに詳しい方によると、本来は1~2年に1回は床下に潜って点検できるのがベスト!とのこと
床下の点検で思わぬトラブルが見つかることもあるそうですよ!
そのうえで、本来は注入薬剤も5年程度で効果が減少してくるものも多いとのお話でしたので、5年程度で再処理が望ましいのかもしれませんが・・
防蟻処理は決して安価ではないので・・結局はパナソニックホームズ指定の10年毎の処理になる場合も多いかもしれません💦
点検自体は、新築から2年間はアフタ―サポートとしてパナソニックホームズが、2年目以降はパナソニックリフォームが実施してくれるようです。
点検、見積もりは無料とのこと。
鉄骨住宅だからと油断することなく、定期点検をしてシロアリから家を守りたいですね✨
こちらに防蟻も含めたパナソニックホームズのアフタ―サポートについてまとめてあります!
今回は、以上です!
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