今回は、電気錠の話の続きです。
我が家が使っている電気錠についてはこちら
繰り返しになりますが、我が家が電気錠を選ぶときに重要視したことの一つが、HomeIoT対応であること。
電気錠を宅内あるいは宅外(スマホ)から間接的に操作できることです!
特にパナソニックホームズではAiSEG2に接続されたホームナビゲーションを介することでHomeIoTを推しています。
今回は電気錠に絞って、パナソニックホームズで可能な宅内あるいは宅外からの接続・操作に関して必要な物やステップについてまとめてみたいと思います!
電気錠操作の概要
パナソニックホームズで電気錠を使う場合、関連して操作可能なものは
①宅内で
・ドアホン
・ホームナビゲーション
②宅外で
・スマートフォン
が挙げられます。
連携の概要図はこちら
概要図で重要なことは、「電気錠に接続するアダプタによって、スマホで可能な操作が変わる」ということです。
まずは概要図の上から順番に、必要な物と電気錠の連携操作について解説したいと思います。
電気錠とドアホンを繋ぐアダプタ
電気錠とドアホンを繋ぐために、ドアホンの背面端子(アダプタ)の接続が必要になります。
種類は2つ。
IP/JEMA変換アダプタとJEMAアダプタ
電気錠に関係する大きな違いはスマホでの操作と、価格です。
スマホでの操作
IP/JEMA変換アダプタ接続下では
・ドアホンコネクトアプリ
・スマートHEMSアプリ
の2種類のスマホアプリでドアホンの操作が可能です。
一方、JEMAアダプタ接続下では
・ドアホンコネクトアプリ
のみでのドアホン操作になります。
それぞれのアプリの特徴などは、後述します。
価格
我が家が検討していた2020.10での価格は
IP/JEMA変換アダプタ:43,000円
JEMAアダプタ:4,300円
でした。
実に10倍の価格差です💦
ドアホン
必要なのは「外でもドアホン」
電気錠と接続してスマホにも連携するためには外でもドアホンというシリーズのドアホンである事が必要です。
(スマホとの連携が要らない人は「どこでもドアホン」というシリーズになります)
外でもドアホンは
・スマホの専用アプリで外出先から施錠確認、施錠が出来る
・報知モードだと玄関が空いた際にスマホへプッシュ通知が来る
・玄関ドアを施錠し忘れている際に通知が来る
・ドアホンに録画されている動画をスマホで確認できる
・ドアホン着信時にスマホから応対できる
(505シリーズのみ)
・ドアホン親機とスマホでリアルタイムにビデオ通話可能(最大10分間)
という特徴があります。
707シリーズと505シリーズの大きな違いは
707シリーズ:親機の画面が7型と大きい
リアルタイムでのビデオ通話が出来ない
505シリーズ:親機の画面は5型
リアルタイムでビデオ通話が出来る
ということのようです。
各ご家庭のニーズによって選んでみてください。
我が家が選んだドアホン
ちなみに我が家は、505シリーズを施主支給しました!
画面サイズの大きさにこだわらなかったこと、707シリーズより505シリーズの方が安かったことが理由です。
ちなみに、元々見積もりに標準で入っていたのは「どこでもドアホン」でしたが、その見積額よりも「外でもドアホン」を施主支給する方が安く済みました💦
施主支給させてくれたハウスメーカーに感謝✨
ドアホンからの電気錠の操作
当然ですが、ドアホンからも電気錠を操作して施解錠できます。
玄関ドアが開いていると
ドアホン親機は戸締り確認が点灯するので、閉め忘れ防止に役立ちます!
これは電気錠の壁リモコンと同じ機能なので、それぞれ別場所に付けましょう!
失敗例はこちら
全く気付かなかった・・(言うほど気にしていないのですが、これから計画する方は同じ失敗しませんように✨・・しませんね😅)
ホームナビゲーション
ホームナビゲーションは、パナソニックホームズに標準的に装備されている、以前はプライベートビエラと呼ばれていた機器。
AiSEG、HEMS機器などをネットワーク接続することで、モニターからドアホンでの来客対応はもちろん、
・自宅のエネルギー情報を確認
・エアコンや照明などの宅内機器の操作
・テレビの視聴、録画、再生
などが行えます。
現在、勉強中!!また別記事にします✨
スマホ操作
先程記載した通り、宅外操作としてスマホでは
・ドアホンコネクトアプリ
・スマートHEMSアプリ
2種類のアプリから操作可能です。
ドアホンコネクトアプリ
ドアホンをJEMAアダプタと接続した場合に使えるアプリです。
ドアホン着信時にはスマホに通知が来ます。
このタイミングでアプリを開くと、
ドアホンを通してスマホから来客対応可能です。
その他、アプリ画面では
「ドアホン」を押すと来客時同様にカメラを表示し、リアルタイムでの外の様子を確認出来ます。
「ビデオ通話」を押すと、ドアホンの宅内リモコンとの通話が可能です。お子様の帰宅時などに通話可能、と謳っています。
「電気錠」は、施錠確認が出来て、着信時のみ電気錠の施錠が可能です。(解錠は出来ません)
我が家では特に夫が心配性なので、外出してから「あれ?鍵ちゃんと閉めたっけ?」というときに確認出来て安心です😝
「録画の一覧」を押すと、ドアホンに録画された映像を確認出来ます。
不在時に誰が来たのか確認出来ます✨
スマートHEMSアプリ
ドアホンをIP/JEMA変換アダプタと接続した場合に使えるアプリです。
これはホームナビゲーション同様まだ勉強中なため、概要のみ。
・電気錠の施錠確認、施錠操作のみ可能
・電気錠の解錠をスマホにプッシュ通知で連絡
・電気使用量の変化から子供や家族の帰宅を確認(トイレの電気を使っている、とか部屋の電気が点いた、などから)
スマートHEMSアプリはドアホンのみではなく
・家全体の電気使用量がわかる
・太陽光発電の発電状況や自給率がわかる
・外出先からスマートフォンでエアコン等を遠隔操作
・電気の使い過ぎをプッシュ通知で連絡
・家電や宅内機器の消し忘れをプッシュ通知で連絡
などなど、沢山の便利機能が利用できます。
スマートHEMSアプリを使うために必要なドアホン背面に接続するIP/JEMA変換アダプタは、もう一方のJEMAアダプタより価格は高いです💦
ですが、ドアホンのみに限らず宅内の機器操作をまとめて行うためには便利であることは間違いなしです!
(他にもスマートHEMSアプリで操作しようと思う機器の価格もかさむので、トータルでは結構な出費になりそうですが・・)
単に玄関ドアの操作のみではなく、家全体のスマートホーム化を考慮して検討する必要があるのではないかと思います。
スマートホームについてはこちらも!
まとめ
我が家が選択時に躓いた、という理由で玄関ドアをスマホで操作するために必要な物とステップについてまとめてみました!
①玄関ドアだけスマホで操作出来ればよいか?
②玄関ドアも含めた色々な機器を一括でスマホ操作出来た方が良いか?
これを決めることで選択肢が変わりそうです。
しつこいですが、
①の場合はJEMAアダプタを選んでドアホンコネクトアプリ
②の場合はIP/JEMA変換アダプタを選んでスマートHEMSアプリ(ドアホンコネクトアプリも使用可能)
これです!!
どなたかのお役に立てると幸いです✨
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