今回は、ガス炊飯器についてです!
当初からオール電化ではなくガス併用にしたいという希望で進んでいた我が家の新築計画。
乾太くんやガスヒーターなどのガス機器の導入を決めていく中で、
「せっかくの新築の注文住宅でガスを導入するのだから、ガス炊飯器を導入したい!!」
という希望も追加しました。
一般的に使われることの多い電気炊飯器に比べ、どう考えてもレアキャラなガス炊飯器。
今回は、まずはガス炊飯器についてと新築計画の時に準備したことをまとめたいと思います!
現在、圧倒的に多くの家庭で使用されているのは電気炊飯器だと思います。
そんな中我が家は敢えてガス炊飯器を導入しようとしています。
電気炊飯器とガス炊飯器はどのような違いがあるのか?
なぜ我が家はガス炊飯器を導入したいのか?
それらをガス炊飯器のメリットデメリットをまとめながら見ていきたいと思います。
ガス炊飯器のメリット
炊きあがりの美味しさが違う!!
最大のメリットはこれ!ガス炊飯器の魅力は美味しさ!!
これに尽きます!
ご飯を美味しく炊くためには、まず最初に強い火力で一気に沸騰させることが必要だそうです。
ガス炊飯器は電気炊飯器よりも強い火力で加熱することが可能なため、美味しく炊き上がるとのこと。
お米にこだわるお寿司屋さんをはじめ、他の飲食店などでもガス炊飯器が使用されていることが多いようですよ!
電気炊飯器も昔ながらのかまど炊きや、ガス炊きの火力や美味しさを目指して製品改良が行われているようですし、炊き上がりの美味しさはガス炊飯に軍配が上がるのだと思います。
実際にガス炊飯器を使用している知人宅でご飯をごちそうになったときに「えっ?!」ッと驚いたほど。
我が家でも実際に購入後には電気炊飯器との食べ比べ会を実施したいと思っています!
炊き上がりまでの時間が短い
先程の美味しさの部分でも触れましたが、ガス炊飯器は電気炊飯器に比べ火力が強く、一気に沸騰させて炊き上げることで炊き上がりまでの時間が短くなります。
色々な比較サイトを見ると、電気炊飯器に比べ10分以上早く炊き上がると書いてあるものが多かったです。
実際に我が家が現在使用している電気炊飯器と購入を検討しているガス炊飯器で比較すると、(コース設定が色々あり比較が難しいのですが)
電気炊飯器:通常の炊飯で約56~73分、お急ぎで約37分
ガス炊飯器:通常の炊飯で約41~47分、お急ぎで約26~30分
となっており、時間が短縮されそうなことがわかります。
かかる光熱費は少ない?
その他、ガス炊飯器の方が光熱費が少なくて済むと言われる場合もあります。
ガス炊飯器はガス+電気で炊飯しますが、炊飯時の電気使用量自体はかなり少なく、ガスの使用量に関しても短時間の消費になり抑えられている、ということです。
これに関しては私には単純に比較が難しい部分でもありますので、参考程度にしてください。
炊飯器本体は比較的安価
最近の電気炊飯器は、高価格化しているのではないでしょうか。
もちろん安価に手に入る物もありますが、10万円以上する商品も増えています。
「炊飯器は価格に比例してご飯の美味しさや満足度が上がる」と話す人も多い印象です。
それに比べると、ガス炊飯器(家庭用で~10合炊き程度までに限定)は価格ドットコムで一番高いもので6万円強といった価格帯です。
ガス炊飯器のデメリット
一方のデメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
ガス栓が必要(オール電化では使えない)
ガス炊飯器は当然のことながらガスを使用するため、ガスを引いていないオール電化では使用できません。
都市ガスでもプロパンガスでも使用できますが、設置しようとした場所付近にガス栓が必要になります。
ガス栓がない場合には別途ガス栓の増設工事が必要になります!
数年前に我が家(都市ガス)がガス栓増設工事をお願いした際には、工事時間2~3時間程度、1~2万円程度の費用で増設が可能でしたので、元々ガス併用にしているお宅の目安にしてください。
商品種類が少ない
圧倒的多数のお宅で電気炊飯器が使用されていることもあり、電気炊飯器は価格帯も機能面もデザイン面も沢山の種類、選択肢があると思います。
それと比較するとガス炊飯器は、圧倒的に種類が少ないです。
価格ドットコムで検索したところ、炊飯器は全部で544種類。
そのうち電気炊飯器が450種類、ガス炊飯器は94種類でした。
ガス炊飯器94種類となっている中には同じ製品の都市ガス用、LPガス用があることも多いので、実際にはさらにその半分違い種類しかないと思われます。
かなり少ないですよね💦
デザイン性が高くない
先程は種類が少ないというデメリットを挙げましたが、その少ない種類の中を調べてみると、電気炊飯器に比べデザイン性がかなり劣る商品が多いと思います。
最近の電気炊飯器は機能性もさることながら、見た目もかなりお洒落なものが多く、カップボードにディスプレイされていても目を惹く印象があります。
それに比べると、ガス炊飯器は一部は電気炊飯器の見た目に近い物がありますが、合宿所に置いてあるような見た目の物もまだまだ多いです。決してオシャレとは言えません。
大きさも比較的大きい物も多く、設置場所に苦労する場合もあるようです。
電気炊飯器に比べると、機能性が高くない
最近の電気炊飯器は機能性も高く、お米の種類によって炊き加減を変えてくれたり、ケーキを作るなどお米を炊くこと以外の機能も充実しています。
それに比べると、ガス炊飯器は基本的にはお米を炊くことに特化した商品が多く(ケーキを作ることが出来る機種は1つだけ)、保温機能、タイマー予約機能など、電気炊飯器では当たり前についている機能がなかったりする商品もありそうでした。
このようなメリットもデメリットもあるガス炊飯器ですが、我が家が導入しようと思った理由とは?
我が家がガス炊飯器を導入したい理由
我が家がガス炊飯器を導入したいと思った理由は以下の通りです!
毎日美味しいご飯を食べたい
記事冒頭で書いた通り、これに尽きます!!
ガス炊飯器で炊いたご飯の美味しさを毎日味わいたい!!
そのために物凄く大がかりで高価な設備投資が必要・・というなら考えてしまいますが、元々ガス併用で考えていた我が家にとっては、美味しいご飯を食べようと電気炊飯器をハイスペックなものにこだわるよりも、ガス炊飯器の方が本体の価格も安価で満足度が高そうだと思っていました。
ガスを使用する機器を増やす目的
ガスは電気と異なり、使用料が増えると単価が下がる料金体系です。
オール電化ではなくガス併用にしたことで、ガスで賄えるものはガスで!と考えたこともガス炊飯器導入を検討したきっかけの一つです。
”ガス炊飯器を使える”という選択肢を持っておきたい
”導入したい理由”ではありませんが、「ガス炊飯器も使える」という状態にしておきたかった、というのもあります。
電気炊飯器はどの家庭でも使用可能ですが、ガス炊飯器はガスを併用していて、更にガス栓がないと使用できません。
今後の製品の技術進歩や社会情勢の変化なども考慮し、どちらも選択できる、という選択肢を持っていたかったのです。
ガス炊飯器を導入するために必要な準備とは?
最後に、実際にガス炊飯器を導入するために必要な準備を考えます。
設置場所を検討し、ガス栓を付けておく
ここまで何度も記載してきた通り、ガス栓がないとガス炊飯器でご飯を炊くことは出来ません!!
我が家は炊飯器を置くカップボードにガス栓を付けてもらいました。
蒸気を考慮した高さの検討が必要
そもそもガス炊飯器は、火災予防条例で上方は最低でも可燃物から30㎝以上離すことが必要になります。
距離を取れない場合には、防熱板等を取り付ける必要があるようです。
そしてガス炊飯器は強い火力で炊き上げるため、炊飯時の蒸気の噴出も強いそうです。
我が家はカップボードの家電スペースの高さを80㎝にしていますが、10㎝低くした70㎝を希望する場合には、炊飯器から噴出されたデンプン質を含んだ蒸気によりカップボードの吊戸棚下面がべたべたになってしまうため、加工の仕方を変えるとハウスメーカーには言われていました。
吊戸棚があって高さを下げる場合には、そのあたりの検討も必要になりそうです。
おわりに
あまり一般的ではないガス炊飯器ですが、メリットデメリットと、我が家が導入しようと思った理由をまとめました!
ガスで炊いた美味しいお米を食べたい我が家。
次回は、ガス炊飯器選び編です!
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