我が家は2020年12月にパナソニックホームズでマイホームを新築しました!
これまでも我が家で使用している様々な住宅設備についての実際に使用してみた感想をまとめています。
今回は、我が家のキッチンで採用したPanasonicの『ほっとくリーンフード』というレンジフードについてレビューしてみたいと思います!
ほっとくリーンフードって何??
ほっとくリーンフードはパナソニックキッチンの専用品のレンジフードで、10年間ファンのお手入れが要らない!という触れ込み。
油を捕集するプレートも年に1回、食洗機に入れて洗うだけ!となっていて、油汚れの多いレンジフードのお手入れをとにかく簡単に出来る!という商品です。
お手入れ回数が少ない&簡単なのはまさにズボラの私向け!ということで我が家でも採用しました!
我が家のほっとくリーンフードの詳細は?
我が家のほっとくリーンフードは以下の通りです!
・品番:S18BHWZM
・サイドタイプ(対面プラン用)
・幅900mm
・シルバー色
・常時換気、ECONAVI、LED照明付き
・換気連動システム対応型
・カタログ価格:本体261,600円+ダクトカバー32,700円(税抜き)
※2020.12現在
ほっとくリーンフードは、ファンの位置が従来より約14㎝低い設計になっているそうです。
我が家はショールーム見学時に確認し、夫婦そろって身長が低いわけではないので可能な範囲内で一番高く設定!
ワークトップから85㎝の高さです。
この高さでも、プレートを外したりするのには十分手が届きます✨(絶対個人差ありますが💦)
ほっとくリーンフードの構造とお手入れ目安
お手入れが簡単であることがウリのほっとくリーンフード。
実際はどうなのか?
まずは構造とお掃除の仕方を確認!
ほっとくリーンフードのお手入れが必要な部分はこんな感じ。
お手入れの目安はこちら!
「10年間お手入れいらず!」というのは羽の部分で、その他の
・油捕集板(ラクウォッシュプレート)
・整流版
と、もっと言うと
・フード本体
・受信部
等のお掃除はこまめに必要です!
実際の汚れはどう?1年使った状態を公開!
実際に1年使ってみて汚れはどの程度か?確認してみます!
※以下に実際に汚れたレンジフードの写真が出てきますのでご注意ください
まず本体から整流板を外します。
↓
↓
ラクウォッシュプレートを取り外します。
結構油で汚れているのがわかります↓
つまみを緩めて『オリフィス』を外します。
↓
↓
オリフィスの汚れもご覧の通り↓
更に羽部分。
見える範囲だけでも、使用1年で結構汚れているように見えます💦
実際にこちらも外してみました!
1年で、油汚れが結構あります💦
羽を外した後の本体をのぞき込んでみると
こちらも油汚れを発見!
いずれの部分も、結構汚れていることがわかります。
実際にお手入れしてみた!
本体と受信部、整流板は拭き掃除。
本体と受信部は適宜、整流板は1ヶ月に1回程度のお手入れが推奨。(私は整流板のお手入れは3か月に1回程度)💦
ラクウォッシュプレートとオリフィスは、1年に1回のお手入れが推奨。
食洗機で洗えるので、そのままイン!
↓
食洗機での洗浄のみで、汚れはしっかり落ちていました!
羽のお手入れは1~10年に1回。
”汚れが気になったときに”ということだったので、すでに汚れているので使用1年で洗うことに。
こちらは食洗機の仕様はNG!
・ぬるま湯を入れた容器に浸し油汚れを浮かせる
・やわらかいスポンジなどで汚れを洗い落とす
・しつこい汚れは台所用中性洗剤を使用し、表面を傷つけないように洗う(たわしなどの硬いものはNG)
・洗剤が残らないようによく洗い流し水分をしっかりふき取り、乾燥させる
このような手順でお手入れします。
実際にやってみると・・羽一枚一枚の間に入り込んだ油汚れはそう簡単には落ちません!!
羽の間に中性洗剤を付けたスポンジや指を滑り込ませて洗いますが・・羽の隙間が狭いし
汚れを落とすのはなかなか大変でした💦
結局、スポンジ等では上手く落としきれずに傷つけないように気を付けながら使い古しの歯ブラシで擦り・・どうにかこの程度まで💦
羽を外した内部も手が届く範囲は汚れをふき取り、羽をしっかり乾燥させた後に元通りにセット!
ここまでが一通りのお手入れです!
お手入れの注意点
ファンが高速回転して汚れを落とすことに加え、ほっとくリーンフードのお手入れを簡単にしている理由として、
フード内、整流板、油捕集板(ラクウォッシュプレート)、羽の部分にはつ油塗装(フッ素処理)をしており、油汚れを落としやすくしているということがあると思います。
長く綺麗を保って使うためにも、このコーティングが剥がれないように気を付けたいです!
(どうしても長く使用していると徐々に劣化はするでしょうけど)
そのためには
たわしなどの硬いもので擦らない!(傷つけない!)
ということと
お手入れは中性洗剤で!!
ということが必要です。
なぜ中性洗剤なのか??
このコーティングはアルカリ性に弱いという特性があるそうです。
コーティングは
アルカリ性の洗剤を使うと劣化が早く
中性の洗剤を使うとダメージがとても少ない
らしいです。
だから!!整流板や羽部分などのお手入れには台所用の中性洗剤を薄めて使用!
これが重要なようです!!
ラクウォッシュプレートやオリフィスは食洗機で洗えますが、食洗機用洗剤は弱アルカリ性のものが多いです💦
(1年に1回程度は許容範囲のようです)
一応、中性の食洗機用洗剤をご紹介しておきます!
他にもあると思います!中性であれば大丈夫です!!
弱アルカリ性の洗剤の方が汚れ落ちが良かったりするのですけどね
前置きがとても長くなりましたが、実際に使ってみての感想いってみます!!
感想①お手入れは簡単?羽は思ったより汚れていたし意外とお手入れが大変!
お手入れがとにかく簡単!というほっとくリーンフード。
先程までにお手入れ方法を書いてきました。
油汚れを拭き取れば良い整流板や、食洗機で洗えるラクウォッシュプレートは確かにお手入れラクチン🎵
一方で、まず羽は使用1年で思ったより汚れていました💦
よくよくカタログ等を見てみると
『10年間使用してもファンの汚れは従来品の1年分しかたまらない設計です』
と書いてあります!
10年間お手入れ不要!なわけではない💦
各家庭の使い方や使用頻度によっても、汚れ方も全く変わるでしょう。
我が家の場合は、1年使用してみた汚れ具合を鑑みると、長く綺麗を保ちたいと思えば汚れがこびりつき落ちにくくなる前に
「やはり1年に1回程度はお手入れしよう!」と心に誓いました(笑)
羽のお手入れ・・隙間の汚れを落とすのが結構大変でした💦
コーティングを傷つけないように、でも綺麗に洗える技を今後工夫したいと思います!
感想②自動運転っていいよね!!
以前はレンジフードといえば、調理中に手動で切ったり入れたり、熱がこもる場合は強弱を調整したり・・としていましたが、自動運転でもうその必要なし!!
ECONAVIが搭載されていて、調理中にセンサーが温度を感知して勝手に強弱を調節してくれる!
お湯を沸かしているときなどは凄くわかりやすいですが、加熱直後から運転が始まり、沸騰するころにはわかりやすく一段ギアが上がります!
加熱の強弱によっても運転強度が変わっています。
ちゃんとセンサーで感知してくれている証拠🎵
しかも『残置運転』という機能で、切スイッチを押してもすぐには停止せずに風量を一段階ずつ(5分ずつ)弱めてから停止。
これによりニオイが残りにくい!!
ホットプレート焼肉をよくやる我が家ですが、焼肉中は『強』で運転。
終わってしばらくして切スイッチを押しますが、しばらくこの残置運転で残った臭いを消してくれ、翌日にはほとんど気になりません✨
更に。『排熱運転』というものもあるので、室内の温度を検知して室温が高くなると自動で強運転に。
夏場などに室内に熱気がこもった場合でも自動的に排熱してくれます!
自動運転はほっとくリーンフードに限ったことではないのでしょうが、これまでのレンジフードとの違いで感動したので書いてみました!
感想③音は・・それなりに大きい
強運転の時などは、音はそれなりにします。
対面キッチンで調理中、正面のダイニングにいる家族の声が聞こえないほどではありませんが、奥のリビングの声は聞こえないときがあります。(わかりやすい説明が難しいですが💦)
ですが、慣れてしまえばあまり気になりません(笑)
まとめ
ほっとくリーンフードについて、お手入れの仕方や使っている感想をまとめました!
ほっとクリーンフードは決して10年間お手入れフリーなわけではなく、その家庭の使用状況によってお手入れ頻度が違うと思われます!
我が家の場合は年1回!!
その際、中性洗剤を使いコーティングへのダメージを少なくして、綺麗な状態をなるべく長く保てるよう頑張ってやっていきたいと思います!
導入を迷われている方、既に使っている方の参考になれば幸いです✨
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