Panasonicのキッチンでしか選べない、トリプルワイドIH。
Panasonicの独自規格で、他社の俵型のIHと違い3連横並びになっています!
(Panasonicにも俵型IHもありますが)
今回は、そのトリプルワイドIHのサイズや仕様詳細をご紹介したいと思います!
トリプルワイドIHのサイズ
カタログ記載の本体の大きさは、以下の通りです!
・幅:896mm
・奥行き:356mm
・高さ:160mm
・質量:16.1㎏
幅と奥行きは、念のため実測!
横幅が88.8㎝
奥行きが35.1㎝
かと思われます。
サイズの同じキッチンだとしても、トリプルワイドIHをどこに配置するかはいくつか選択肢があります。
そもそも全体のキッチンサイズが違えば変わってしまいますが、参考までにわが家のキッチンのトリプルワイドIH周辺のサイズ実測をこちらに掲載します!
キッチンサイズは2700mmです!
トリプルワイドの導入や位置に関しては計画時に迷い、検討しました。
こちらでご確認ください。
消費電力に関して
トリプルワイドIHの電源は単相200Vです。
総消費電力は5800W、待機電力は電源スイッチ「切」の状態でゼロ。
総消費電力は切り替えできるようになっており、契約容量ブレーカーを確認し、総電気容量が60A未満の場合は総消費電力を4800Wに切り換えることが推奨されています。
複数のIHを同時に使用するときは、総消費電力を超えないようにするため自動でIHの火力が制限されます。
方法は
・火力表示はそのままで、火力が弱くなる
・火力が1~数段階下がる
・火力を上げたりスタートできない
となっています。
出来るだけ同時使用を避けるか、他のヒーターの火力を弱めることで対策できます。
(私は1年半使用する中で、高火力で使用することがほぼないためこの問題に直面したことはありません)
火力について
トリプルワイドIHの3つのヒーターの火力についてまとめます。
火力は以下の通りです。
左右のヒーターはそれぞれ焼き物、揚げ物の専用コースと、炊飯、湯沸かしの自動調理機能がありますが、それ以外の火力やタイマー機能に関しては同じです。
中央ヒーターは最大火力が左右のヒーターの半分、自動調理やタイマーの機能はありません。
それぞれのヒーターのおおよその火加減はこちらの通り!
先程の消費電力でも触れましたが、私はそこまで高火力にして使うことはない(ほぼ中火の4~5、時々6)ため、中央ヒーターの火力が左右ヒーターの半分であることは気になりません。
敢えて言うなら、中央ヒーターでは汁物や煮込み系を調理することが多いので、タイマー機能は欲しいです💦
ちなみに、トリプルワイドIHの特徴の一つに「魚焼きグリルがない」というものがあります。
付属する「ほっとくっキングリルパン」を使用し「焼き物メニュー」で調理可能です!
安全機能
トリプルワイドIHの安全機能には以下のようなものがあります。
鍋なし自動OFF
火力表示部が点滅でお知らせ!
(放置すると1分後に通電停止。原因を取り除くと自動的に再加熱)
鍋がない場合、使用中に鍋を外した場合、鍋がヒーター中央から大きくずれている場合など
小物自動OFF
火力表示部が点滅でお知らせ!(放置すると1分後に通電停止)
ナイフ・スプーンなど、金属製の小物を置いている場合
空焼き自動OFF
U13/加熱表示の1・6が交互に点滅でお知らせ!
(原因を確認して、対処。電源「切/入」ボタンを押して表示を消す
15分間空焚きしている場合
電源スイッチ自動OFF
電源「入」のままボタン操作せずに約15分以上経つと、自動的に電源OFF
切り忘れ自動OFF
45分間ボタン操作をしないと、ブザーが鳴りヒーターが切れる。(再度ボタンを操作することで復帰)
長時間の調理はタイマーを使用する
高温注意ランプ
過熱中に点灯。
電源を切っても、トッププレートが熱い間は点滅。
温度過昇防止
余熱時間が長すぎた時など、鍋底の温度が上がりすぎると、自動的に火力が弱くなる。
(火力表示は変わらない)
温度が下がると、元に戻る
オールロック(チャイルドロック)
右IHのさらに外側にあるロックボタンを約3秒押すことで、全ての操作をロック出来る。
解除するときは再度3秒押す。
使用中、メニュー選択中はロックできない。
フライパンの柄が飛び出ない仕様
これは公式的な安全機能ではありませんが、子育て中である私が個人的にかなり安全性が高いと評価している部分です。
通常のIHに比べ手前のスペースが広いトリプルワイドIH。
フライパンの柄がカウンターから飛び出すことがなく、子どもが引っかける心配がありません!
おわりに
わが家でも使用しているPanasonicのトリプルワイドIHの仕様について詳細にお伝えしました!
現在検討中の皆様のお役に立てると幸いです✨
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